- うちのこは、他の犬や人にあまり友好的ではないのですが、待合室ではどのようにしたらいいでしょうか?
- 興奮によってケンカをしてしまったり、症状が悪化することもあります。無理に待合室で待たなくても、外や車の中で待って頂くこともできます。順番が来たら呼びに伺いますので、スタッフに一声かけてください。
- 隣で待っているペットがとてもかわいいので、仲良くしたいのですが・・・
- 動物病院には病気で苦しんでいるペットも来ています。中には感染する病気の場合もありますので、極力ペット同士の接触は避けたほうがいいでしょう。
- うちのネコはおとなしいので、抱っこしていればいいでしょうか?
- いつもはおとなしいネコちゃんでも、動物病院に来ると興奮してしまうこともあります。
あらかじめネット(洗濯ネットのような、通気性が良くファスナーで閉められるようなもの)や、ケージに入れて連れて来てください。袋に入れるのは逃亡防止というだけでなく、ネコちゃん自身も袋にくるまれて安心するからです。
- うちの犬はおとなしいので、リード無しで隣に座らせておけばいいでしょうか?
- どんなにおとなしいワンちゃんでも他のペットを見て興奮したり、また自分は大丈夫でも他のペットがビックリしてしまうかもしれません。
待合室ではリードを短めに持ち、あちこちに動き回らないように配慮しましょう。小型犬や子犬の場合はキャリーバックに入れておくのも良いでしょう。
- 病院に連れていくのが大変なのですがどうしたらいいでしょうか?
- まず、お電話でご相談ください。往診に伺うこともできます。
- 動物の保険を使うことはできますか?
- 当院はアニコム損保対応病院ですので、保険を利用した診察がうけられます。その他の保険会社に加入されている場合は、申請に必要な明細書をお渡しします。
- 最近ペットの口臭が気になるのですが・・・
- 歯に歯垢や歯石が付いていたり、歯肉炎を起こしているのかもしれません。歯に付いた歯垢をそのままにしておくと、やがて歯石になり歯磨きだけでは落とせなくなります。歯石はさらに歯周病の原因となり、気付かないうちに腎臓病などをも引き起こすことがあります。
当院では歯磨きの指導と歯垢のチェックを行っております。また、付いてしまった歯石については歯石除去の処置も行っています。お気軽にご相談下さい。
- 犬の病気ってどんなものがあるんですか?
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犬の病気も人と同じように色々ありますが、犬に特に大切な病気の予防がいくつかあります。
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フィラリア予防
蚊が運んでくる寄生虫です。心臓に達する前に毎月のお薬で駆虫します。
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ノミダニ予防
刺して吸血するだけではなく、寄生虫を運んでくる感染源にもなります。皮膚につける駆虫薬などで寄生予防・駆除します。
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伝染性ウイルス予防
ワクチンを打って予防します。年齢によって注射回数が異なります。
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狂犬病予防
ワクチンを打って予防します。人畜共通の死亡率の非常に高い病気のため、犬を飼う人の義務としてもとても重要です。
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- ネコの病気ってどんなものがあるんですか?
- ネコの病気も色々あります。犬と同じようにノミや伝染性ウイルスの予防は大切です。
外に出る習慣のあるコは事故にあったり、ケンカをしたり、伝染病に感染することも多いので、ストレスのない環境が確保できれば、お家の中で飼う方が病気は減りますが、肥満には注意しましょう。また、お水をよく飲んだり、食欲が増す変わった病気もあるので気になるときはご相談ください。
- うちのネコ、変わったものをよく食べるんですけど、大丈夫ですか?
- ネコはお腹の中にある毛玉をすっきりさせる為に、草を食べることがあります。
外に出る機会のないコは、草の代わりになるものを探して食べてしまうことも少なくありません。観葉植物の中には中毒性のあるものもありますし、草の代わりにビニールを食べたり、裁縫糸を食べ始めて、切れずに何メートルも飲み込んでしまったり、糸に付いていた縫い針もそのまま飲み込んでしまう事もあるので、大変危険です。
あまり外に出す機会のない場合は、猫草を用意して観察してください。